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データセーブ

セーブ、つまり現在の進行度合いを記録する場合、メニュー画面の「セーブ」を選択して記録する。
セーブスロット数は4個。
本作では、メニュー画面が開ける状況であれば、いつでもどこでもセーブが可能。
SF編など、ラストボスを倒した後でもセーブできるシナリオまである。
この仕様のため、いわゆる「詰み」(シナリオ進行が不可能になる状態)が発生することもある点には注意が必要。後述の「詰み」についての注意点を参照のこと。

セーブの際は、ゲームの進行状況を1つのセーブスロットに上書きしていく。
つまり「クリアしたシナリオ」+「現在プレイ中のシナリオ」のデータを記録していくことになる。
セーブスロットには、「現在プレイ中のシナリオ」の主人公のアイコンが一番左、「クリアしたシナリオ」の主人公のアイコンがその右側に並んでいく。
ただし、1つのデータで複数のシナリオを同時にプレイしていくことはできない。
また、中世編のクリア前ならば、それまでのシナリオを再度プレイし直すことができる(そのシナリオのクリアデータは消える)。
基本操作とシナリオも参照。

セーブするとセーブした回数が表示されるが、セーブ回数による変化(シナリオの変化や、何らかの特典があるなど)は存在しない。
セーブ回数は999回まで記録され、1000回目のセーブは「0回目」と表示されてしまう。以降は0回目~999回目がループする。
よって、セーブ1回目とセーブ1001回目は、セーブ画面ではどちらも「1回目」と表示され、見分けがつかない。

「詰み」についての注意点

上で記したとおり、本作はメニュー画面が開ける状況ならいつでもセーブができるのだが、この仕様が裏目となり、一部シナリオでは、特定条件下において「詰み」(シナリオ進行が不可能になる状態)が発生することもある。
詰んだ場合、セーブデータから「シナリオを選び直す」ことで、他シナリオのクリア状況を保存したまま、詰んだシナリオだけを最初からやり直すことが可能。
ただし「シナリオを選び直す」を選択できるのは、最終編以外の8つのシナリオに限る。
「シナリオを選び直す」のやり方は、この後の「シナリオを選び直す」についてか、取扱説明書を参照。

詰みになる主な状況は以下のとおり。
各シナリオの攻略にも注意点として記してある。

  • 功夫編で、修行開始前に、弟子のレベルを極端に上げ過ぎたため、老師が弟子を倒せなくなる。
  • SF編で、使用回数制限のある「パワージャッキ」の回数が0になった時に罠で閉じ込められた状態でセーブすると詰む。
  • 最終編の時のダンジョン(移動に時間制限あり)で、ボスのジャギィイエッグ遭遇寸前にセーブし、ダンジョンから脱出しようとしても間に合わない状態になると、ジャギィイエッグを撃破しなければ詰んでしまう。
  • 最終編で、100回逃げると出現する隠しボス「デスプロフェット」が出現した際、味方キャラにある程度の戦闘能力がない場合。戦闘を避けてレベル上げなどをする手段がないので詰む可能性がある。

「シナリオを選び直す」について

上に記した通り、状況によっては詰んでしまうことがあるのだが、最終編以外では詰んだ状態でセーブしてしまった場合、「シナリオを選び直す」ことで該当シナリオのそれまでのデータのみ削除して、シナリオ選択画面へ移行できる。
他シナリオのクリア状況はそのまま保存された状態になっている。
「シナリオを選び直す」のやり方は以下の通り。

  1. セーブデータのロード画面で、詰んでしまったデータを選択する
  2. 「続きからでよろしいですか?」で、「シナリオを選び直す」を選択
  3. 「途中になっているシナリオをいったん消すことになりますが?」で、「それでもかまわない」を選択することで、現在のシナリオのデータが消えてシナリオ選択画面へ移行

シナリオ選択画面でのセーブ

各シナリオ終了後のシナリオ選択画面でBボタンを押すと、セーブ画面へ移行し、シナリオ選択画面の状況をセーブできる。
ニューゲームで開始した直後はBボタンを押してもエラー音がするだけでセーブはできない。
特に使い所がある機能でもないが、シナリオ終了時にセーブし忘れた時に、シナリオ選択画面からセーブ画面へ戻ってセーブができるようにはなっている。

中世編・最終編のセーブデータについての注意点

中世編のクリアデータは、最終編しか遊ぶことができなくなっている。
また最終編プレイ中のデータでは、「シナリオを選び直す」ができない。
最終編で色々なキャラを主人公にして遊びたいという場合は、中世編のクリアデータや中世編のクリア前データを別スロットに残しておく必要がある。
最終編で詰み状態になると、やり直しが効かなくなることに注意が必要である。

ひとまず最終編の主人公を全員分見てみたいという場合は以下の方法を使うと、比較的手間がかからない。

  1. 功夫編以外をクリアしたデータを作り、このデータをセーブデータ1~3にコピーして3つにする。(功夫編をプレイしはじめて、弟子3人を仲間にしたところあたりまで進めたものでもかまわない)
  2. 3つに分けたデータで功夫編をプレイ、それぞれサモ、レイ、ユンを伝承者にしてクリアする。
  3. 中世編が出現するので、中世編ラストボス撃破前のデータを作っておく(つまり中世編をセーブデータ1~3の3回分プレイすることになる)
  4. 中世編ラストボスを撃破したら、4つ目の空きデータで最終編をセーブしながら進めていく。1つのデータで功夫編以外の7キャラのエンディングが見られる。後は功夫編それぞれの主人公のデータでプレイ。

バーチャルコンソール版について

詳しくはバーチャルコンソール版取扱説明書の最後にある、バーチャルコンソールのみの機能の説明を読んでいただきたい。
バーチャルコンソール版には、中断機能と、まるごとバックアップ機能が追加されており、戦闘の最中であっても一時的に中断することができる。
中断機能は「一時的な中断」を行うための機能になり、各ハードのHOMEボタンでゲームを終了すると自動的にその時点の状態が保存され、次回起動時に中断した箇所から「ゲームを再開」で再開できる。ただし再開するとその中断データは削除される。

まるごとバックアップ機能の「まるごと保存」&「まるごと復元」は、中断機能とは異なり、任意のタイミングで保存&そのタイミングの状態で復元(ロード)が可能である。
つまり、何度でも同じ状態からの復元が可能。

これらの機能で中断・「まるごと保存」をすると、通常のセーブではロード時に初期化されるはずの乱数関係のデータまで丸ごと保存できる。
戦闘の最中であれば、「まるごと復元」すると、戦闘の乱数がそのままになっているので、「まるごと復元」を繰り返してみても、敵が同じ行動をしてくるだろうし、ダメージ量も変わらないはずである。
隠しボスなど、強敵にどうしても勝てない時には、「まるごと保存」&「まるごと復元」に頼ってみるのもひとつの手だろう。
また、ドロップアイテムは、戦闘開始時点の乱数で決定されるため、戦闘中に「まるごと保存」&「まるごと復元」をしてもドロップ率や落とすアイテムが変わることはない。

まるごとバックアップ機能を使う場合、通常のセーブデータを含めて「まるごと保存」時の状態が保存される点に注意。
たとえば、1.「通常のセーブ」→2.「まるごと保存」→3.「通常のセーブ」の順に行った後に「まるごと復元」をすると、通常のセーブデータは1.の時点でのセーブデータに巻き戻され、3.でのセーブデータが消えてしまう、ということになる。



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