基礎知識
戦闘関係
ここでは、以前制作した「1人ベストエンドクリア」を改めてやり直した「再挑戦版」のデータをまとめている。
以前のバージョンも残してあるが、そちらは筆者がリメイク版の仕様をまだよく理解していなかったことや、Nintendo Switch版において最終編の終盤のスクリーンショット撮影等が解禁される前だったこともあり、読む方に対し、混乱させる可能性がある記述も混ざっている。
ということで、以下ではPS4版で改めて全キャラの「1人ベストエンドクリア」を行い、スクリーンショットを交えつつ、解説をしていく。
おそらくこの「再挑戦版」の方がわかりやすくなっている……はずである。
基本的なルールは変わらず、
という、筆者が勝手にルールを決めた制限プレイである。
レベル上げやアイテム使用は自由な、緩めの制限プレイとなっている。
(あまりきつい縛りを設けると、運ゲーになりかねないので、個人的にはこれくらいで良いと考えている)
SFC版でも可能な制限プレイであるが、リメイク版はリメイク版ラストバトルが追加されたため、SFC版より若干難易度が上がっている。
(筆者によるSFC版攻略サイトの1人ベストエンドクリア解説)
とはいえ、システム回りがSFC版よりユーザーフレンドリーになった点が多いことから、プラスマイナスゼロという見方もできるかもしれない。
特に、各シナリオから引き継げるアイテムが増加したこと、戦闘で行動ゲージにより敵味方の行動のタイミングがつかみやすくなったこと、レベル2で個別ラストバトルに挑む高原でも敵にそこそこの確率で攻撃が命中する(SFC版ではほぼ当たらない状態だった)のは大きな利点である。
攻略チャートは次ページに詳細に掲載するが、基本的な流れは、仲間キャラを仲間にだけしてパーティに加えないようにしながら各地で装備やアイテムを回収しつつレベル上げ、各キャラの固有ダンジョンで最強武器などを回収、レベルを充分に上げたところでデスプロフェットに挑むため100回逃げて戦闘に突入し「エリアルメイル」を入手、ラストバトルに挑む、という手順になる。
主人公によって能力値に差がある以外に、入手できる装備やアイテムにバラつきが出てくるのも、この制限プレイの面白いところである。
前回は、リメイク版ラストバトル対策として、デスプロフェットに挑み「エリアルメイル」を入手してからラストバトルに臨んでいた。
リメイク版ラストバトルのSinオディオが使う「憤怒の絶叫」が、全状態異常付加という非常に危険なスキルなので、1人ベストエンドクリアでは主人公以外育成できない都合上、主人公だけはどうしても石化無効化装備を装備させたいからである。
他のエリアルシリーズ防具は特定の主人公でなければ入手できなかったり、味方1人だけでは撃破が難しいヘッドプラッカーを相手にする必要があるので「エリアルメイル」しか選べない。
レベル上げの最中にブラキオペルタが運良く「ロックフィスト」をドロップしてくれたらそれでも構わないが、前回は9キャラ中サモの回でしか「ロックフィスト」が手に入らない程度の低確率ドロップであったため、あてにしない。
「エリアルメイル」入手は今回も行うのだが、若干レベルを上げすぎた感は否めないので(用心のためレベルを25近くまで上げたキャラも居たので)、今回はレベル20程度を上限にしたい。
キューブは「強化パーツ」13個分の強化で挑んで勝てたので、少し減らして10個程度を目標とする。
以上で勝てなければレベルを上げるが、レベル上げの作業もそれなりに手間なので、できれば上の目標でクリアしてみたい。
(敵パーティは味方キャラのレベル合計値で決まるため、一人旅だとある程度のレベル以降は敵が弱い状態が続き、レベル上げに非常に時間がかかる)
また、使用する元データは、前回とは少し異なる。
おぼろ丸は不殺(0人斬り)データではなく、「できるだけ武器防具を揃えた中途半端斬りデータ」にしてある。
各シナリオのクリアレベルも、前回よりやや低いキャラも居るため、もしかすると個別ラストバトルやリメイク版ラストバトルが若干不利かもしれない。
レイとサモ主人公以外では、心山拳師範がユンのデータを使用するのは変わらない(最終編で心山拳師範を仲間にする時の手間を省くため)。
キャラ | レベル | 備考 |
---|---|---|
アキラ | 13 | 「昭和ヒヨコッコ砲」など攻撃アイテム持ち込み |
キューブ | 7 | - |
おぼろ丸 | 12 | 中途半端斬りデータ、小判くれ壺とラーニングで「影一文字」と「忍法火の鳥」習得 「村正」「コイツぁタマゲタ」「印籠」「水神の鱗」「美しい帯」装備 |
ユン | 10 | 「竜の小手」「竜の服」装備 |
レイ | 10 | 「竜の小手」「竜の服」装備 |
サモ | 10 | 「竜の小手」「竜の服」装備 |
高原 日勝 | 2 | 全スキル習得済み |
ポゴ | 14 | 「ウホホマスク」「王者のキバ」「モノな石」「コーラのビン」装備 |
サンダウン | 9 | 「フライパン」は罠にせず装備 |
もうひとつ、前回は最後にキューブ主人公でのみ試してみた、「デーモンズダンス」が出せる「金の死装」も一応活用してみたい。
前回は全体に250程度のダメージ量だったので、「パラサイトソード」ほどではないが他の攻撃アイテムよりはダメージソースとして役立つのではないか。
魔王山で1個拾えるため、どの主人公でも必ず入手できる。
ただし「金の死装」を使うと使用者が999ダメージを食らって自滅するので、使えるのはリメイク版ラストバトルのみ。個別ラストバトルで使うと負けてしまう。
よって今回は「パラサイトソード」「金の死装」はどのキャラも必須としておく。
アイテム関係については、前回と同様、「印籠」を持ち込めるおぼろ丸以外は、ステータスアップ(バフ)に「治り草」を大量回収する。
全キャラ共通で回収可能な「ユニコーンホーン」「アルゴスの瞳」は、それぞれ、酔い耐性と眠り耐性を付けるために必須。
ルーベルルミエルのドロップで入手できる「極楽鳥の尾バネ」で善・悪耐性が付くとラストバトルでのダメージ量を減らすことができるが、こちらはどうしても必要というほどでもないので、入手できたらラッキーというくらいで。
以下一覧より各キャラの解説にリンクしているが、その前に攻略チャートも一通り目を通していただければ幸いである。